秩父七湯(ちちぶななとう)は、秩父地方に存在する特定の7つの温泉を指した呼称であります。
概要
いずれも、源泉温度の低い鉱泉である、またはであったとされるのが特徴です。
現在では、温泉法の規定を満たしていることにより、いずれも温泉を名乗ることができるが、現在でも鉱泉を名乗り続けている温泉地もあります。
7湯の選定は江戸時代であるとされます。
そのうち現存するのは5湯であります。
以下に7湯を挙げる(括弧内は現在の呼称)。
新木の湯(新木鉱泉)
鳩の湯(鳩の湯温泉)
柴原の湯(柴原温泉)
千鹿谷の湯(千鹿谷鉱泉)
鹿の湯(白久温泉)
梁場の湯(現存せず)
大指の湯(現存せず)
現存しない2湯に替わって、和銅鉱泉、不動の湯温泉が入って7湯を形成する場合もあります。